テーマは、「地域の歴史と過疎問題について」でした。
案内高知に移住して早10年。途中、僧侶修行、脳出血により右半身麻痺の為、リハビリを経て住職として毎日を過ごしています。
そんな10年間の限界集落への移住を現在進行形で経験している私の心に響いたことをメモとして残しておきます。
1.地域と教育の視点からの過疎問題(高知大学 内田純一教授の発表より)
「村をすてる学力」ではなく「村を育てる学力」を育てたい。
みじめな村さえも見捨てず、愛し、育て得るような、主体性を持った学力なら。進学や就職だって乗り越えるだろうし、たとえ失敗したところで、一生をだいなしにするような生き方はしないだろう(東井義雄「村を育てる学力」より)
2.過疎発・地域づくりの哲学(高知大学人文社会科 岩佐和幸学部長の発表より)
今まさに地域ごとの「哲学」を持つこと、つまり地域哲学を確立しなければならない。
3、「過疎」と言っても (高知県立大学 宇都宮千穂教授の発表より)
過疎=人がいなくなる という理解では表せないことがあるのではないか。「高知発」の概念を提示できるかもしれない。
今の私だから感じれることを大切に、進んで行きたいと思います。
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